掃除のポイント

[身の周りのリスク因子を減らすことも大切] 

栄養や生活リズムが整って体力や腸内環境、自律神経バランスが改善されると、それに伴って炎症や痒みなどの皮膚トラブル炎の発症の程度や頻度は下がってくると思います。こうした体内環境への対処を行うでアレルギーの発症しやすさを抑える一方、外部環境における対処を行うことも大切です。これは主にアレルゲンになりやすいものとの接触頻度を減らしていくということですが、まず住環境を清潔にしておくことが挙げられます。 

ダニやホコリ、それらにつくカビもアレルギーを誘発させる原因として決して無視できない存在です。近年の住まいは密閉性が高く、そのおかげで防音、遮熱などにおいては非常に性能を上げています。しかし、日頃から換気を心がけないと室内は湿度が上がりやすく、それに伴ってダニやカビなどアレルゲンとなるものが増加しやすくなります。 

ホコリは一見すると乾燥したもののように見えますが、皮脂や空気中の水分、油分を吸着し、カビや細菌の繁殖場所としては格好の素材なのです。日頃の掃除でこまめにホコリを取り除くことは、カビを減らすことにもなっているのですね。 

男性も女性も外で働く機会が増え、ゆっくり毎日掃除できないという人も多いでしょう。掃除や片付けは習慣化させないと、なかなか一度にはできないものです。また、今度と先送りしている間にホコリは確実に溜まりますし、ダニやカビは繁殖していきます。 

そこで、普段から短時間で掃除をしやすいように家具や物を配置したり、掃除道具を揃えておくと良いです。家具の配置次第で掃除のしやすさは変わりますし、適した掃除道具があるかないかでは、かかる時間に大きく差がつきます。 

さらに、日頃、家を留守にしがちの人は、寝具やソファなどの素材についても注意が必要です。閉め切った室内は温度、湿度ともに上がりやすく、ベッドやソファは、ダニ、カビともに繁殖しやすくなります。できるだけ手入れの簡単なものを選ぶようにしておくのがオススメです。ただ、それでも掃除をせずに済むわけではありません。定期的にカバーを洗濯したり掃除機をかけるなどして、清潔にしておく必要があります。 
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