【Column】真菌感染症の発見は、実は最近の話

人類の歴史は、多くの病気との戦いでした。
中でも感染症による犠牲者は多く、「病原体」の存在が発見されるたのは、レーウェンフックが顕微鏡を開発した後ですから、1600年代ころまでその正体は解らないままだったのです。
その後、抗生物質などの開発により、人類は格段にその生存確率を上げていきます。
さて、病原体の多くは微生物で、ウィルス、細菌、真菌(カビ)などが上げられます。
カンジダが属する真菌の病原性については、1910年の水虫がカビであったことの発見に始まる、と言えるでしょう。さらに、そこから日本の太田正雄博士がその菌を分離培養し、白癬菌と名付けたのが1918年です。
現在2016年ですから、真菌が医学的に扱われるようになってまだ100年たっていないのですね。
参考:[EN_CANDIDA.ATOPY_3]
https://ja.wikipedia.org/wiki/感染症
   https://ja.wikipedia.org/wiki/感染症の歴史
   https://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control/infection/disease.html
   https://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control/infection/dengerous_pathogen.html

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