子宮筋腫やPMSなど、カンジダの関与が疑われる症状はいくつかありますが、女性のアレルギーにおいてもカンジダの関与が疑われています。
実は、小児期までの子供においては、男児女児のアレルギー罹患率にさほどの差はありません。データによっては、男児の方が多いというデータもあります。
しかし、思春期をむかえる小学校高学年以降になると、女子のアレルギー罹患率は上がっていきます。
このことから、女性ホルモン分泌量の増加とアレルギーの発症との間に何らかの関与があることが伺われますが、現在までにこれを解明したという研究や発表は見受けられません。
また、女性ホルモンと似た作用があるという環境汚染物質(環境ホルモン)についても、アレルギーとの関与が疑われています。
このあたりの研究ではっきりした結果が出れば、女性と男性のアレルギー治療において、違いが出てくることも予想されます。
女性のアレルギー症状には、カンジダの関与が疑われる
