三大栄養素以外にも、不可欠な栄養素があります。このような栄養素を微量栄養素とも呼びますが、ここに「ビタミン」と称される有機化合物と、「ミネラル」と呼ばれる無機質が含まれます。
これらは、主に細胞で行われる化学反応を促進して代謝を支えたり、骨格形成や神経伝達に関わっていたりします。一度に多くの量は必要ありませんが、不足すると欠乏症をはじめとする病気になり、健康が維持できなくなります。
ビタミンとミネラルはエネルギーにこそなりませんが、人体には必須なので、三大栄養素にこれら2つを加えて五大栄養素と呼んだりもします。
さらに近年では、栄養にはならないと考えられていた食物繊維の機能も多く判明しており、加えて六大栄養素と呼んだりすることもあります。
