血管運動性鼻炎について

免疫反応による炎症が関わらないアレルギー様症状のひとつに寒暖差などでおきる鼻炎「血管運動性鼻炎」があります。
血管運動性鼻炎は、末梢での交感神経、副交感神経の作用に異常(交感神経反応の抑制, 副交感神経反応の亢進)がおきることが原因と考えられていますが、詳しいメカニズムについては不明なことも多くあります。
老化や睡眠不足によって発生、悪化するという報告もあります。
まずはよく睡眠をとること、すこし負荷のかかる運動をして交感神経のレベルを上げることがいいとされています。
睡眠不足が起因することや、本来夜間におこるはずの炎症反応が日中あるいは時間問わずに起きることから、細胞の概日リズムの狂いがかかわっているのでは、との考察もあるようです。
タイトルとURLをコピーしました