好塩基球が産生するIL-4を抑制してB細胞のIgE産生細胞への分化も抑制するフラボノイド

フラボノイドとは植物がもつ成分で、さまざまな生理活性があることが分かっています。アレルギーへの抑制作用が認められるものも多く、具体的なメカニズムが明らかになってきたものもあります。

抗アレルギー作用の強さを、好塩基球からのIL-4産生の抑制作用を指標として検討した実験では、ルテオリン、フィセチン、アピゲニンに強い活性が認められた、という結果が出ているようです。

好塩基球が生成するIL-4はB細胞にIgEを作らせるのでIL-4が減るとIgEが減り、アレルギーが起こりにくくなるのです。

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