第4章 4:栄養となる物質は生物それぞれ

第4章 「食べる」の進化
4:栄養となる物質は生物それぞれ(1405)
細胞を基本とする生物には、その姿かたちや、生態に限らず、多くの共通点があることがわかりました。
しかし、全部が同じではありません。基本的なところに多くの共通点を持ちながら、それぞれの生物や細胞は特徴づけるものを付加し、実現しています。
つまり、基本的なところは似ていても、それぞれの特色を実現するために、異なったものも必要としているのです。
そのため、生物ごとに、必要な元素は多少違っているし、また細胞がどんな分子を利用できるのかも異なるのです。
それは、つまり、生物ごとに必要な栄養は異なっている、ということです。
さらに、生物によっては、「食べる」は必ずしも口からではないし、栄養はかならずしも有機物ではないのです。

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