内臓でもカンジダはみつかる

顕微鏡の誕生以降、肉眼では見えない生物界の研究が一気に進むようになります。動物学、植物学、そして医学においてもそうです。
それまで見えなかった存在が見えるようになって、様々な現象の真の姿や、正体が判明するようになっていきます。
先ほど述べた皮膚のカンジダ症や、また口腔カンジダ症、膣カンジダ症についてもそうです。顕微鏡の登場、そして微生物を観察する手順の確立がされるようになり、人間の患部からとったサンプルを培養して、原因をつきとめられるようになりました。
このような病気の原因探求は、人間の内部、つまり内臓の病気においても適応できるようになっていきます。すると、カンジダが内臓にもよくみつかる菌であることが解ってきました。さらには、内臓でおきる疾患にも関わっていることがわかり、中でもカンジダがよく発見される食道では、食道炎の原因としてカンジダが関わっているケースがあることもわかってきました。

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