腎臓は、血液から老廃物を濾しとり、余分な水分とともに対外へ排出するための尿をつくる器官です。この過程で、肝臓で生成された尿素をアンモニアに分解して、体に無害の状態に分解する機能も持っています。
また、血液のPh(ペーハー)調整も行っていて、食事などの影響でその都度変わる血液のPhをある程度一定に保つ機能ももっています。
これらの他にも、ビタミンDを合成したり、ホルモンの生成や、血圧の調整にも腎臓は関わっています。
多くの機能を担う腎臓は、腸が荒れて漏れ易くなる、リーキーガット状態に陥ると、さらに重い負担がのしかかることになります。腸から栄養にできないような大きな分子が漏れるようになると、本来なら血液中にあるはずのない物質が含まれることになります。その処理のために腎臓には負担がかかることになります。
また、栄養とならないものを多く含む血液は、過度に酸性かあるいはアルカリ性かにPhが傾き易くなり、これを調整する腎臓は、フル活動しなければならなくなります。
ただでさえ、常に働き続ける腎臓は、リーキーガット状態に陥ることで、さらに大きな負担を担うことになるのです。
血液を綺麗にし、Phを整える腎臓
