湿疹が治らない…アトピーかな?と思ったら医療機関へ
まずは正確な診断を
しつこい痒み、湿疹…。スキンケアをしているのに皮膚炎がいつまでもが治らなかったり、一度治ってもしばらくするとまたぶり返してくる、という場合、「これはひょっとしてアトピー!?」と疑いたくなりますね。今や、国民の3人に一人がなるというデータもありますから、誰がいつなってもおかしくありません。しかし、安易に自己判断せずに、かならず専門家に相談するようにしましょう。アトピーに似た皮膚症状を示す疾患は実は意外に多くあります。必ず医療機関で正確な診断を受けましょう。
from:1:まずは正確な診断を 一部改変
from:1:アトピーの診断と治療 一部改変
アトピー性皮膚炎とは
絶対的な特徴:くりかえすカユミ
アトピー性皮膚炎の特徴として、まず挙げられるのはカユミでしょう。このカユミは、いつもあるわけではなく、日中は比較的おさまっていて、くつろいだり、眠りにつくときなどに出やすいといわれます。カユミの強度も、とても強いときもあれば、軽いときもあります。このようにカユミの程度や頻度は、日によって変わったりしますが、掻きつづけると皮膚炎は次第に悪化していきます。季節の変わり目や、ちょっとしたストレスなどから一気に悪化することもあります。皮膚炎の範囲が広がり、酷くなると、充分な睡眠がとれなくなり、体力を失い、時に仕事や学業にまで支障を来すこともあります。傾向としては、新生児、乳幼児、学童期などの幼い頃に多いとされていましたが、近年では、成人期や思春期に悪化するものも多く報告されています。
「アトピー」の語源
「アトピー」すなわち「Atopy」そのものの言葉としては、“奇妙な”という意味のギリシャ語が語源です。この「アトピー」という言葉を使って、家族内あるいは家系内に出現するアレルギー性の喘息、枯草熱(アレルギー性鼻炎に相当)などを指すようになったのが1920年代ころからとされており、1933年にアメリカのサルツバーガーという皮膚科医が、それまでさまざまな病名で呼ばれていたアレルギー性の皮膚炎を一つにまとめて名付けた病名が「アトピー性皮膚炎」である、とされています。紀元前の人物、ローマ帝国初代皇帝のアウグストゥスにも同様の症状があったという記載が残されている、とも言われています。
from:1:アトピーとは何か 〜 アトピーについてざっくり知る
from:1:アトピーとは何か 〜 アトピーについてざっくり知る
from:絶対的な特徴:くりかえすカユミ
アトピー性皮膚炎があらわれやすい部位
アトピー性皮膚炎の特徴として、くりかえすカユミと皮膚炎の他に、皮膚炎が出る部位がある程度、決まっていたりします。とくに症状があらわれやすい箇所があり、診断の際にも指標のひとつとなります。
<症状があらわれやすい部位>
頭部:目の周り、鼻の周り、口の周り、耳の周り
体:首の周辺(鎖骨にかけて)、胸、肘関節の内側(裏側)、手や手首、膝関節の内側(裏側)、足首など
※上記のような患部が、片側だけでなく、左右対称に表れるのも特徴です。
アトピー性皮膚炎と診断されるには、ある程度、目安となるものがあり、それと合致すると医師が判断した場合、「アトピー性皮膚炎」としての治療や薬の処方が行われます。
アトピーかどうかを早く知りたい時は、このガイドラインに示される症状と比べてみるのもいいかもしれません。
今日は、厚生労働省 難治性疾患等克服研究事業(免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業)によって運営されている「リウマチ・アレルギー情報センター」ホームページ(http://www.allergy.go.jp/index.html)から、アトピー性皮膚炎のガイドラインについて述べられているページをご紹介します。
アトピー性皮膚炎:http://www.allergy.go.jp/allergy/guideline/03/
from:アトピー性皮膚炎の診断基準
アトピーの診断基準
(アレルギー疾患診断・治療ガイドライン2010より)
1.掻痒
2.特徴的皮疹と分布
(1)皮疹は湿疹病変
・急性病変:紅斑、湿潤性紅斑、丘疹、漿液性丘疹、鱗屑、痂皮
・慢性病変:湿潤性紅斑、苔癬化病変、痒疹、鱗屑、痂皮
(2)分布
・左右対側性
好発部位:前額、眼囲、口囲・口唇、耳介周囲、頸部、四肢関節部、体幹
・参考となる年齢による特徴
幼児期:頭、顔にはじまりしばしば体幹、四肢に下降。
幼小児期:頸部、四肢屈曲部の病変。
思春期・成人期:上半身(顔、頸、胸、背)に皮疹が強い傾向
3.慢性・反復性経過(しばしば新旧の皮疹が混在する。)
乳児では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上を慢性とする。
上記1、2および3の項目を満たすものを症状の軽重を問わずADとする。そのほかは急性あるいは慢性の湿疹として経過を参考にして診断する。
アトピー性皮膚炎の医療
日本のアトピー治療は、「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」に沿うのが基本
まず、患部の視診や、問診が行われ、場合によっては検査も行われます。これらを総合し、診断基準を満たす場合に、アトピー性皮膚炎であると診断され、治療が開始されます。
治療は、多くの場合、日本皮膚科学会、日本アレルギー学会によって作成された「アトピー性皮膚炎(AD)治療ガイドライン」に沿って、行われます。
ガイドラインによる治療では、スキンケア、薬物治療、原因の除去が大きな柱となります。患部の重症度に応じ、適した薬剤やスキンケア剤が処方される一方、生活改善のポイントについてもアドバイスがされたりします。
from:1:アトピーの診断と治療
アトピーの治療は患者ひとりひとりにオーダーメイドされる
診断基準を満たし、アトピー性皮膚炎であると見込まれると、多くの場合、基本的にはアトピー性皮膚炎(AD)治療ガイドラインに沿って、治療に入ります。
具体的な治療に入る前に、症状についての詳しい問診や、場合によっては検査が行われます。原因をある程度推測するためです。
ガイドラインによる治療がされる場合は、・原因の除去 ・スキンケア ・薬物治療を大きな柱となります。
先ほどにも示したとおり、原因には各個人が体質的にもつ内的要因だけでなく、栄養不足やストレス、真菌感染などの外的要因も大きくかかわっている場合もあるため、生活そのものを抜本的に見直す必要もでてきます。また、年齢によっても差があるため、医師は患者ひとりひとりの症状や生活状況に応じて、処置や指導を行います。
from:アトピーの診断と治療
医師によって、治療方法が違うのはなぜ?
前項で私は、アトピー性皮膚炎の治療がガイドラインに沿って行われるのが、「多くの場合」であると書きました。アトピーの治療には、実に多くの分野から、様々な方法でアプローチがなされています。なかには、皮膚科ではない医師もアトピー性皮膚炎の治療を診療項目にあげています。これはいったいなぜなのでしょう。
医師の主義や考え方によって、アトピーの治療方針は異なる
一つの病気に、なぜこのように様々な角度からのアプローチがあるのか。それは、第3章でご紹介したように、アトピーの原因として考えられるものが、実に数多く、またバラエティに富んでいるからにほかなりません。
ガイドラインとは、アトピー性皮膚炎に関する数多くのデータをもとに、大学や研究機関などの専門医があつまって作った、現時点で最も効果的な治療を行うための、言わばマニュアルです。これがあることにより、日本全国どこの医療機関でも、格差なくアトピー性皮膚炎における標準医療に係ることができるのです。
しかし、ガイドラインは法律ではありませんから、これに従わないからといって罰則があるわけではありません。治療に際し、医師がどんな方法をとるかは、基本的に自由なのです。医師の考察や主義などによっては、アトピー治療に際して主軸におくものや、取り組み方が治療ガイドラインとは異なり、様々な方法論が展開されているのです。
治療ガイドラインを基準にした治療法の選択が一般的ではあるが,,,。
そうはいっても、アトピー性皮膚炎を診療する医師の大半は、「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」に則って、治療をすすめます。ガイドラインは、その策定にあたり、信用に足る、出所のきちんとしたデータに則って作られますから、極めて信用性が高いと言えます。しかし、人間の免疫機構の完全解明はまだされておらず、年々、多くの発見がされています。これらが、日本全域で行われる標準医療に反映されるには、多くの検証が必要であり、結果、情報としてはどうしても古いように感じてしまいます。
さらに、近年では遅発型や遅延型アレルギーによるアトピー性皮膚炎のメカニズムが注目されており、日本でもこれを支持する医師が増えています。海外で分析が行われる遅発型アレルギー検査を利用したアトピー治療も行われるようになってきました。
ステロイド使用をめぐる葛藤
ガイドラインによるアトピーの治療では、まず、カユミと掻爬の悪循環を断つことが重点的に行われます。そのためには、カユミを抑え、患部の炎症を鎮めることが重要になってきます。この処置において最も効果的なのが患部に直接塗る塗り薬です。
ガイドラインでは、炎症の程度によって薬剤を選ぶよう示されています。軽度であれば、抗アレルギー、抗ヒスタミン作用のある薬剤などで対処しますが、ひどい炎症にはステロイド薬が選択されます。受診に訪れるほど悪化した皮膚炎の場合、ステロイド薬が選択されることがほとんどなのではないでしょうか。
しかし、この薬への抵抗が多くの患者にある、という現実があります。かつて1980~1990年代ころに、アトピーのステロイド薬における重篤な副作用について、広く報道され、話題になりました。それまで、ステロイド薬に副作用があることなど知らないまま、処方されるステロイドを漫然と使用していた人がほとんどだったため、不安は一気に広がりました。
実際、ステロイド薬を過剰に使用することは、危険な行為です。患者側の認識も不足していましたし、医師側の説明も不足していました。これを教訓に、ガイドラインにも示されるように、処方する際のステロイド使用における説明が徹底されるようになりました。
このような経緯があったものの、アトピー性皮膚炎の治療ガイドラインでは一貫して深刻な炎症患部の治療において、ステロイドの使用が示されてきました。一方、患者側には、ステロイド薬への根強い恐怖感が残っています。後発のプロトピックについても嫌疑の目を向ける患者もいます。このため、処方される薬を充分に使用せず、治療がうまくすすまない、ということが多く発生するようになりました。このジレンマから、漢方薬や栄養療法など別の角度からのアプローチも取り入れている医師もいます。
一方、医師の中には、ステロイド薬の使用がかえってアトピーを悪化させる、と考える人もいます。私の知るかぎりでは、その数は年々増えているように思います。外用薬については、医師の中でも意見がわかれているのが実状です。
選択に戸惑うアトピー患者
このように、医療側にも、患者側にも、様々な意見があるため、アトピーの医療は、実に混沌としています。さらにアトピーの治療はステロイドを使う場合でも、ある程度の期間を要することがほとんどです。期間が長引けば、患者の心には不安や焦りが生まれます。
なぜ治らないのだろう。この薬は本当に自分に合っているのだろうか。この治療を信じて大丈夫なのだろうか。
そうした不安や焦りを払拭するには、やはり主治医に率直に疑問について尋ねられるかどうかがカギになります。しかしながら、そうした質問は、ともすれば医師の技量を疑っているようにもとられかねない、医師のプライドを傷つけかねない、と思って尋ねあぐねてしまうことが多いのではないでしょうか。言いたいことも言えないまま、聞きたいことも聞けないまま、不安と不信だけが大きくなって、だんだんと治療から足が遠のいてしまう。すると、しばらくして悪化し、また別の医師を探す。こんなことを繰り返し、医師から医師へジプシーのように渡り歩くアトピー患者もいます。あるいは、人づてやテレビ、インターネットなどで情報を得て、高い交通費を払って、遠方の医療機関にかかる人もいます。
from:2:パートナーとなる
Column:わからないことは積極的にたずねよう
また逆に皮膚科だからといって、アトピー性皮膚炎に関する新しい情報を常に把握している医師ばかりでもありません。さしあたり、ガイドラインに則ってスキンケア剤とステロイド薬を処方して様子を見る、という医師もいます。 このように医療側にも患者側にも様々な意見があるため、アトピー性皮膚炎の医療は実に混沌としています。多くの方法論が存在するアトピー性皮膚炎の医療のなかから、果たしてどこに係ればいいのかを選ぶのは、医学的な知識のない一般の患者にとっては、実際面倒な話です。それこそアトピーの世界に精通した、コンシェルジュみたいな人がいればいいのに、と思ったりしますが、そこは情報化社会の現代です。インターネットをうまく活用して病院や医師が公開している情報から、安心して係れそうなところをさがしてみるのもいいと思います。
しかし、係りたい医療機関が近くにあるとは限りません。さきほどご紹介したように、基本的に治療ガイドラインに沿った治療を行う医師がほとんどですから、よほど治療ガイドラインの方針に不信感がないかぎり、最寄りの皮膚科に係っても充分安心な治療を受けられるはずです。
それよりも私が重要だと感じるのは医師とのコミュニケーションがとりやすいかどうかです。アトピー性皮膚炎の治療はステロイドを使う場合でも、ある程度の期間を要することがほとんどです。期間が長引けば、患者の心には不安や焦りが生まれます。そうした不安や焦りを払拭するためには、やはり主治医に率直に疑問について尋ねられるかどうかがカギになります。
from:2:パートナーとなる医師選び
多くの方法論が存在するアトピーの医療のなかから、果たしてどこに係ればいいのかを選ぶのは、医学的な知識のない一般の患者にとっては、実際面倒な話です。それこそアトピーの世界に精通した、コンシェルジュみたいな人がいればいいのに、と思ったりします。
とはいえ、少なからず、アトピーというものについて勉強はしておくべきだとは思います。他でもない大切な自分の体のため、納得のいく医療を受けるために、どうしても必要なことだからです。そうして、治療における希望や使用する薬剤に関するある程度の方針を自分なりに決め、それに柔軟に応答してくれる医師を捜すことが、不安の少ない係り方に繋がると思います。
さて、ここで、少し私の経験を挟みたいと思います。実は私自身が、医師に思うことを伝えられず、一時期、アトピージプシーになっていました。なかなか結果のでない標準治療に痺れを切らし、漢方、サプリメント、民間療法、高額なスキンケア、などなど渡り歩きました。新幹線に乗って出向いていったり、保険適用されない治療においては、なかなかの金額がかかりますから、それこそその方法論を理解し、効果が早く表れるように、一生懸命になりました。それぞれにそれぞれの理論があると感じましたし、いま思えばアトピービジネスだった、と感じるものも中にはありました。
では治療の結果はどうだったか、というと、実はこの中にアトピーの治癒に至ったものはありませんでした。そもそも辛抱のたりない私自身の責任もあるかもしれません。どれが間違っている、ということではないと思います(アトピービジネスは別として)。
結果の出なかった治療に相当な時間と金額を支払ってきましたが、それでもその間、じっくり自分のアトピーを観察した収穫はありました。私の場合は、どうやら仕事で昼夜パソコン作業にあけくれた時や、月経周期、腸内環境の状態が、悪化に大きく影響しているらしい、ということを実感したのです。元々もっているであろう、体質的な「アトピーへのなりやすさ」は変わらないとしても、それを助長する具体的な要因をある程度絞れたことは、大きな収穫だったのです。
自分のアトピー悪化の傾向が掴めたことによって、では、それはなぜ起きるのか、またどうすれば防げるのかを探る作業に移ることができます。そのうえで、また新たな試行錯誤はありましたが、それでも皮膚炎の悪化を抑える確度は格段にあがりました。
自分自身が自分の体質を知ること、それが最も重要なことなのだと理解したのです。そして、それは、どこの医療機関に係るか、よりももっと大切なことなのではないか、と感じています。
【Column】今後のアトピー医療と遺伝子検査
原因のつきとめにくいアレルギーの治療においては、今後、遺伝子検査が重要視されるようになると思います。的確な治療法や薬の選択、原因物質の除去が可能になりますし、何より原因探求につぎ込まれていたトライ&エラーの時間が大幅に短縮されます。ただし、遺伝子情報は「究極の個人情報」である、ということも忘れてはいけません。扱いや管理には充分な注意と配慮が要求されます。それは、病院側だけでなく、自分個人のデータ管理においてもそうです。医療データの管理体制の整備は今後、いっそう重要な課題になっていく、と思います。
from:自分の体は自分のもの
原因究明の現在
多くのデータから炎症のしくみが分かり始めている
アトピー性皮膚炎に関する研究はこの20年ほどで飛躍的に進みました。かゆみや炎症を招く新たな分子が数多く発見され、またそれらの分子を生み出す細胞の活動についても研究がすすめられ、より効果的な薬剤の選定や創薬が可能になってきました。
from:1:アトピーの原因究明はいま 一部改変
アトピーの原因究明は免疫システムの解明とともに進む
これまでの研究から総じて、アトピー性皮膚炎とは「免疫バランスの偏り」と「バリア機能の弱さ」を併せ持った病態であるとされ、身体を守る免疫システムが皮膚病変に影響していることが分かっています。しかしながら、これまでの多くの発見をもってしても、アトピー性皮膚炎にはまだまだ説明しきれない謎が残されています。真の原因を求めてかゆみや炎症のルートを辿っていくと、原因と思われたものが結果だったり、結果と思われたものがはじまりだったりして、免疫システムの複雑さが立ちふさがります。また、ひとくちに「アトピー性皮膚炎」といっても、人によって発症からの時間経過や遺伝的な体質によって主体的に働く分子や細胞が異なり、また混在していることが分かっています。
人間の免疫のしくみには、まだまだ解明されていない部分が多く残されていて、新しい発見があればこれまでの教科書が一気に書きかわる可能性もあります。そうなれば、アトピー性皮膚炎の理解についても大きな変更が行われるかもしれません。アトピー性皮膚炎の全容解明にはまだまだ時間がかかることが予想されます。
from:1:アトピーの原因究明はいま
多くのアトピーを説明しうる「ヒスタミン不耐症」
アレルギーにしては軽症…、を説明しうる「ヒスタミン不耐症」
ところで、近年、多くのアトピー性皮膚炎のメカニズムについて説明しうる、一つの症状があります。それが「ヒスタミン不耐症」と呼ばれるものです。
アトピー性皮膚炎はこれまでいわゆる免疫の過剰反応である「アレルギー」の症状として、そのメカニズムが説明されてきました。しかし、いくつかの点でその説明では実態が説明しきれない、あるいは乖離が生じることがありました。アトピー性皮膚炎では、重篤なアレルギー疾患となるものは少なく、人によっては指標となる抗体が少ないことが多々あるのです。
このような、抗体を介さない様アレルギー症状を示す皮膚炎を説明するものとして「ヒスタミン不耐症」が取り上げられるようになっています。
from:ヒスタミン不耐症