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乾燥肌に繁殖する菌

皮膚に傷ができると、そこには雑菌が繁殖しやすくなります。アトピー性皮膚炎の患部にも雑菌の存在は確認されていますが、近年の研究では傷が出来る前にすでに菌による作用があって、それがカユミや炎症を起こし、アトピーのきっかけとなっているのではないか...
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アトピーのきっかけにも、悪化にも、「菌」が関わっている可能性が高い

さて、菌との付き合い方が免疫構築に関わる事を説明しました。無菌状態ではけして私たちの健康は保たれないことがわかってきた一方、近年、ある菌そのものがアトピー性皮膚炎の発症や悪化に直接関わっているのでは、として注目されています。
アトピー性皮膚炎の概要

現代社会のあり方こそが、アレルギーの原因かも

前述のように、アトピーは、様々な要因が合わさって発症する、と考えられ、また、近年の増加率から鑑みて、環境的な要因が大きな割合を占めているのでは、と推測されています。つまり、本来であれば、アトピーを実現するにははるか遠いところにあるような要因...
アトピー性皮膚炎の概要

生体リズムを無視した暮らしが免疫バランスを崩す

生き方の中に、アレルギーへのなりやすさを抱える現代人 アレルギーに導くさまざまな要素が明らかになる一方、私たちの生き方そのものが、アレルギー発症を容易に引き起こさせるようなスタイルになっている、と考える専門家も多くいます。生き方に潜むアレル...
アトピー性皮膚炎の概要

アレルギーとの関与が色濃くなってきた菌とのつきあい方

i)菌との関係が免疫機構の構築に関与している さて、前述のように、様々にアトピーの原因は考えられていますが、原因要素の中の核とされるものが、内的要因の免疫の問題です。 なかでも、2にあげる、アレルギーをおこしやすい免疫機構の獲得プロセスにつ...
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内的要因、外的要因が複雑にからみあっている

これらを、患者ひとりひとりが、様々な分量で複合的にもち、アトピー性皮膚炎を発症している、と考えられているのです。どれか一つの要素が働いてアトピーになっている人もいるかもしれませんが、そういう場合は割合としては少なく、多くの場合、複数の要因が...
アトピー性皮膚炎の医療

「原因物質の除去」から、積極的なアプローチへ

アトピー性皮膚炎などのアレルギー増加が社会問題になっていたのは、日本だけではなく、海外、とくに欧米では同じような推移がありました。1970年代以降の急激な増加率は異常だと捉えられていたのです。 しかし、もともと、欧米では日本よりもアレルギー...
アトピー性皮膚炎の医療

遺伝情報の解読で人類は究極の医学に到達するか

現代でも、多くの謎をはらむ人体ですが、それでもその謎を解くカギのありかは手にしています。それはDNAの情報の解読です。 しかし、この膨大な量の情報一つ一つを解読するには、それこそ多くの科学者、技術者を揃え、さらに気の遠くなる程の時間を費やす...
アトピー性皮膚炎の医療

アレルギーが増加していく20世紀末

多くの謎が解明された20世紀でしたが、それでも人体に関するすべての謎がとけたかというとそうではありません。多くの人が長寿命を実現できるようになったものの、では、生きている全ての人々が健康であるか、というと、それも違います。「死」にこそ至らな...
アトピー性皮膚炎の医療

異なる分野の発見が合流し、医学の目覚ましい発展を遂げた20世紀

細胞の働きを化学反応として説明する分子生物学の発展は、医学だけでなく、生物学全体にも大きな影響を与えました。遺伝子の構造が判明したことは、遺伝のしくみを解き明かし、さらには生物進化の謎についても一定の説明を可能にしています。 一方、細胞のも...
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