アトピー性皮膚炎

ビタミンDはビタミンAの吸収を阻害して、夜間の視力低下を招く可能性がある、という記事がありました。どちらも脂溶性のビタミンで体内ではホルモンのような働きをします。VDを摂取することによるVA欠乏様症状に対しては、食事由来の脂肪酸とともに摂取...

母乳には様々な栄養素が含まれていますが、体をつくるのに必須のアミノ酸も多く含まれています。 なかでもグルタミン酸の含有量はトップクラスです。 赤ちゃんの腸はまだ未熟ですから、母乳中のグルタミンが赤ちゃんの腸の成長を促してくれるのですね。 母...

アメリカではアミノ酸投与による発達障害へのアプローチがあります。主に４つのアミノ酸でフェニルアラニン,L－トリプトファン,L－チロシン,L－グルタミンが用いられます。

アトピー性皮膚炎の悪化原因のひとつとして注目されている２型自然リンパ球ですが、ビタミンAから代謝されるレチノイン酸が、これを抑制型の自然リンパ球へと変える、という研究発表がありました。ただし、レチノイン酸は催奇形性もある物質なので、サプリメ...

カロテノイドは、もともと植物が作り出す色素成分です。自然界にはおよそ750種くらいのカロテノイドがあるともされています。カロテノイドを含んだ植物を食べるとその動物の体内にも蓄えられることがあるため、私たち人間にとっての食物としてカロテノイド...

2019.11月に予定しております講座のテキスト4章もくじをご紹介します。第４章かゆみや炎症が起きにくい体にするアトピー性皮膚炎の原因とメカニズム原因とメカニズムは各個人で異なるが、対処には共通点が多いかゆみや炎症がおきやすい体質を改善する...

いわゆる「ちょっとしたことで皮膚が荒れる」という体質を持つ方にあたります。皮膚の敏感さは、皮膚の組織やバリア機能、またそれを司る神経の働きに問題があることが原因となって、結果的に外からの刺激や侵入を受けやすいことによって導かれます。主に下記...

慢性期のアトピー症状では、ヒスタミンだけでなく好酸球などについても非常に注目されています。この他にも、免疫が関わらない神経原性炎症や、２型自然リンパ球による炎症もあります。神経原性炎症は主に自律神経が主体となっています。たとえば冬にアトピー...

腸内細菌叢の薄さがアレルギーを招く近年行われたある調査の中に〝アレルギーを持つ人の腸内では細菌叢を構成する細菌数がアレルギーのない人に比べて少なかった〟というものがあります。また、アレルギーを持つ人の便はそうでない人に比べて少ない傾向がある...

免疫反応による炎症が関わらないアレルギー様症状のひとつに寒暖差などでおきる鼻炎「血管運動性鼻炎」があります。血管運動性鼻炎は、末梢での交感神経、副交感神経の作用に異常（交感神経反応の抑制, 副交感神経反応の亢進）がおきることが原因と考えられ...