アトピー性皮膚炎

第4章:原因探求の現在

1:アトピーの原因究明はいま

Konstantin Kolosov@Pixabay 多くのデータから炎症のしくみが分かり始めている  アトピー性皮膚炎に関する研究はこの20年ほどで飛躍的に進みました。以前は、かゆみや炎症を招く分子といえば「ヒスタミン」と考...
第3章:アトピー性皮膚炎の医療

1:まずは正確な診断を

valelopardo@Pixabay かゆみの原因が皮膚にあるとは限らない  適切なスキンケアや手当てを行っても、痒みや炎症などの症状が治らなかったり、一度治ってもしばらくするとまたぶり返してくると、次第に日々の動作や洋服選...
アトピー性皮膚炎の概要

2:センサーを刺激する物質

センサーが“刺激”として捉える物質がある  角質層のケアをすることで外部から受ける刺激をかなり軽減させることができる一方、もう一つ忘れてはならないものがあります。それは、前章でご紹介した神経伝達物質のような分子による刺激です。センサ...
アトピー性皮膚炎の概要

1:痒みセンサーと角質層

chezbeate@Pixabay 掻くのは気持ちいいが、拡大すると厄介者  皮膚を掻く行為はクセになりやすく、また掻くことで痒みは強くなっていきます。しかし、それによって生活にとくに支障がなければ、私たちはたいして苦痛に感じ...
第1章:かゆみと私たち

2:掻き続けると皮膚は変わる

かゆみは異物侵入の危険性を知らせる警報  「引っ掻き反射」は、人間に限らず、多くの動物にも見られることから、私たち生物がいかに体内への異物の侵入に警戒しているかがわかります。さらに引っ掻き反射を導く「かゆみ」という感覚についても、や...
アトピー性皮膚炎の概要

1:かゆみはいつから

amyelizabethquinn@Pixabay 「かゆい」という感覚はいつから芽生えるのだろう  赤ちゃんは生後1か月くらいで自分の手で顔などにひっかき傷をつくったりします。これが単に手が当たってしまって傷になったものなの...
アトピー改善のためのサプリメント選び

ケルセチンの安全な上限値はわかっていない

脱顆粒を防ぐ効果が確認されたフラボノイド「ケルセチン」ですが、実はまだその安全性に関してははっきりしていません。アレルギーでの注目が集まるケルセチンですが、具体的な量の値がとれる研究論文が血圧や血糖値におけるものが多く、アレルギーに効果的な...
アトピー改善のためのサプリメント選び

ビタミンCはどれくらいとればいいのか

ビタミンCの服用量については、多くの説があります。6gもの大量のビタミンCを勧める情報もありますが、厚生労働省のホームページではこれを推奨するような記述はありませんでした。成人のビタミンCの上限値は2000mgに設定されており、風邪などでビ...
アトピー改善のためのサプリメント選び

アトピーと亜鉛

アトピーの患者さんの血液や毛髪を検査すると亜鉛が不足している人が多いそうです。そこで、アトピー治療に亜鉛を補給することで経過を見るお医者さんがいらっしゃるようです。亜鉛の補給がアトピーの治癒につながるかどうかは様々な意見があるようですが、亜...
アトピー改善のためのサプリメント選び

アトピー克服のために私が選んだサプリメント

ここまででアトピー性皮膚炎に対し、内側からアプローチするために必要とされる栄養素を全部で16種ご紹介してきました。 下記に列挙します。 アメリカのアトピー性皮膚炎治療では、外用剤の使用のほかに栄養素の補給をプラスするこ...
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