ライブラリー「神経と免疫を整えるセルフケア」

ライブラリー「神経と免疫を整えるセルフケア」

お医者さんはアトピーをどうとらえているか(アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018_01)

今や、国民の5~10%がアトピー性皮膚炎を抱えている、といわれています。 しかし、直接命に関わる病気ではないため、症状を抱えながらもやりすごしながら日々を暮している人が多いので、実際には医療機関にかからず統計に反映されなていない人も含める...
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アトピー性皮膚炎の定義とアトピー素因(アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018_02)

「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018」では、アトピー性皮膚炎という病気を下記のように定義する、としています。アトピー性皮膚炎は,増悪と軽快を繰り返す瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり,患者の多くは「アトピー素因*」を持つ.特徴的...
1:患部で起きていること

かゆみをもたらす物質

かゆみをもたらす物質としては以下のようなものがある。 ヒスタミンインターロイキンプロスタグランジンプロテアーゼ オピオイド 参考URL
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「かゆい」という感覚はいつから芽生えるのだろう

赤ちゃんは生後1か月くらいで自分の手でひっかき傷をつくったりします。 これが痒みのために行われたものなのか、単に手が当たってしまって傷になったのかは、言葉が話せない赤ちゃんには尋ねることができないので、私たちは知る事が出来ません。 しかし...
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密接に繋がっている快と不快

私たちの皮膚には、感覚神経の末端が接続していて、温度や圧力などの外部環境からの刺激をつぶさに受け取り、脳に伝えています。 そして脳はその情報をもとに体の健康を維持しようとコントロールしています。 脳に送られた刺激は、ときに快や不快といった...
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皮膚組織を傷つけすぎるとやっかいなことになりやすい

かゆみにまかせて、つい皮膚を掻きすぎてしまうことがあります。皮膚表面に軽く付けた傷なら、放っておけば皮膚の新陳代謝に従って次第に傷は消えていきますが、皮膚を掻きすぎてしまうと傷の修復に時間がかかるだけでなく、炎症に発展してしまうことがあり...
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症状が続く「湿疹」、出たり消えたりの「蕁麻疹」

皮膚の異常を示す代表的な症状に「発疹」があります。いわゆる、ぶつぶつが現れる症状ですね。発疹には痒みを伴うものと伴わないものがあって、さらに現れたブツブツの大きさなどの原因や発症過程によっては異なります。これらの違いで発疹もさらに細かくわ...
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刺激を受け続けると神経は伸びる

皮膚には無数の感覚神経末端が点在していますが、この末端からの刺激が多い場所では、感覚神経はより発達し、末端を多くしてきます。刺激がある、ということは、体の内部への外部からの侵入が起きる可能性があることを意味しますから、体が防御態勢を強化し...
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角層の乾燥で、神経は直接刺激されやすくなる

繰り返される刺激で感覚神経が発達した皮膚では、角層のすぐ下まで神経がのびています。角層は皮膚組織のもっとも外側に位置する、いわば最後の砦ですが、皮脂や細胞間脂質、モイスチャーファクターなど水分を保持する成分が減少すると角層は隙間だらけにな...
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イッチスクラッチサイクル

かゆみが起きて掻くと、脳の報酬系が刺激されて、すこし心地よい感覚があることをお話ししました。 掻くことは私たちの命を守る防御的な反応である一方、クセになってもしまいやすいのです。 ついつい掻きすぎて皮膚の傷が大きくなると、皮膚組織が破壊さ...
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