スライド 【Column】真菌を殺すのも一苦労 犯人がカンジダだとわかれば、カンジダを殺す薬を作ればいいじゃないか、という話になります。カンジダは真菌ですから、抗真菌薬を用いれば殺菌でき、抗真菌薬もすでに存在しています。しかし、この抗真菌薬は、いわゆる「最終兵器」的な使い方をされます。そ... スライド
カンジダ 欧米では以前から腸管内のカンジダの作用が注目されていた〜腸が漏れ易くなる「リーキーガット」という考え方 アトピーにおいて、カンジダが関わっているのではないか、とする研究は、実はこれまでもされていました。アトピーの皮膚症状には、カンジダが原因でおきる皮膚炎と同じような傾向があること、また、一部のアトピー患者にみられる腸管内の炎症にカンジダが関わ... カンジダスライド
スライド 腸内環境の悪化は、時に激しく、時に密かに進行し、免疫機能全体を狂わせる〜リーキーガット・シンドローム 腸管は単に食物の栄養を消化吸収する場として見られてきましたが、免疫においても非常に重要な役割をもっていることが解って来ています。 とくに、腸管内のコンディションには、腸管内に棲み付く細菌叢バランスの関与が重要であることが判明していて、腸管内... スライド
スライド アトピーの元凶として注目される「リーキーガット」 「リーキーガット」は、アレルギーの中でも、とくにアトピー性皮膚炎の機序を説明する際に、よく持ち出されるようになってきています。 近年、アトピー性皮膚炎は発生機序の違いによって、いくつかのタイプに分けられる、と考えられるようになってきています... スライド
スライド 日本ではまだ浸透していない「リーキーガット」という考え方 現在までに、腸内細菌叢が健全でない場合、「リーキーガット」というような現象がおきることは多くの医師が支持しているようですが、しかし、様々な疾患を「リーキーガットシンドローム」ひとつが原因であるように考えることについては異を唱える医師もいて、... スライド
スライド 【Column】真菌感染症の発見は、実は最近の話 人類の歴史は、多くの病気との戦いでした。 中でも感染症による犠牲者は多く、「病原体」の存在が発見されるたのは、レーウェンフックが顕微鏡を開発した後ですから、1600年代ころまでその正体は解らないままだったのです。 その後、抗生物質などの開発... スライド
スライド 【Column】カビ(真菌)感染による健康への影響は、現在非常に警戒されています 真菌は、核をもったれっきとした「生物」であり、その細胞構造も私たち人間のものとほぼ変わりありません。 このため、同じ微生物による感染症でも、ウィルスや細菌と同じような薬剤では効果がないか、人体にも深刻な影響のある薬剤を使わざるを得ないなど、... スライド
スライド 古くから、女性はカンジダに悩まされてきた カンジダ菌はいまでこそ、様々な疾患に関わっていることがわかっていますが、当初はカンジダといえば、女性特有の感染症「膣カンジダ症」の原因菌として識別されました。 体の抵抗力が落ちるなどした際に、膣内でカンジダ繁殖が起き、それによってカユミや炎... スライド
スライド 膣カンジダの背景:女性ホルモン分泌量の変化とカンジダ繁殖 膣カンジダの発症のしくみにおいて、カンジダともう一つ、女性ホルモンの一つとして数えられる「エストロゲン」の関与についても外すことができません。 膣内には、膣内を住処とするデーデル桿菌という菌が棲み付いていますが、その他の菌も一緒に混在してい... スライド
スライド カンジダが過剰繁殖すると、女性ホルモンが増える?! すこし前になりますが、1998年に発表された「ジェフリー・ブランド博士の20日間で若返る植物栄養素」という本のなかで、カンジダが様々に形を変え、まるで女性ホルモンのように振る舞う、と述べられています。 カンジダは、環境に応じ、二つの姿をとる... スライド