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私が考えるアトピー性皮膚炎の治し方

①かゆみ分子対策(顆粒対策、脱顆粒対策)かゆみ分子は周囲の細胞や神経にとりついて炎症反応やかゆみ感覚を起こす。他のかゆみ分子格納細胞を呼び寄せる。他のかゆみ分子格納細胞を刺激してさらなる放出を誘発する。↓①-1:顆粒対策:すでに放出されてし...
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アトピー性皮膚炎のメカニズムの中でも重要とされるインターロイキン33についての論文

アトピー性皮膚炎のメカニズムの中でも重要とされるインターロイキン33についてのいろいろな論文です。インターロイキン33の増加がアトピー発現に繋がる、というものです。さらに徳島大学の研究では地場産品の山ぶどうのつるの成分がインターロイキン33...
アトピー改善のためのサプリメント選び

かゆみのメカニズムに作用するさまざまな栄養素がある

1)「IgE」の過剰な産生や「2型自然リンパ球」を抑制する2)肥満細胞や好塩基球の「感作」を抑制する3)ヒスタミンやロイコトリエンなどのかゆみ物質の過剰な産生を抑える(脂肪酸のバランス、ビオチン)4)感作した肥満細胞や好塩基球の「脱顆粒」を...
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血管運動性鼻炎について

免疫反応による炎症が関わらないアレルギー様症状のひとつに寒暖差などでおきる鼻炎「血管運動性鼻炎」があります。血管運動性鼻炎は、末梢での交感神経、副交感神経の作用に異常(交感神経反応の抑制, 副交感神経反応の亢進)がおきることが原因と考えられ...
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腸内細菌叢の薄さがアレルギーを招く

腸内細菌叢の薄さがアレルギーを招く近年行われたある調査の中に〝アレルギーを持つ人の腸内では細菌叢を構成する細菌数がアレルギーのない人に比べて少なかった〟というものがあります。また、アレルギーを持つ人の便はそうでない人に比べて少ない傾向がある...
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慢性期の症状にもさまざまなタイプがある

慢性期のアトピー症状では、ヒスタミンだけでなく好酸球などについても非常に注目されています。この他にも、免疫が関わらない神経原性炎症や、2型自然リンパ球による炎症もあります。神経原性炎症は主に自律神経が主体となっています。たとえば冬にアトピー...
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皮膚が敏感な人がもっている素因

いわゆる「ちょっとしたことで皮膚が荒れる」という体質を持つ方にあたります。皮膚の敏感さは、皮膚の組織やバリア機能、またそれを司る神経の働きに問題があることが原因となって、結果的に外からの刺激や侵入を受けやすいことによって導かれます。主に下記...
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2019.11月講座 もくじ

2019.11月に予定しております講座のテキスト4章もくじをご紹介します。第4章かゆみや炎症が起きにくい体にするアトピー性皮膚炎の原因とメカニズム原因とメカニズムは各個人で異なるが、対処には共通点が多いかゆみや炎症がおきやすい体質を改善する...
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カロテノイドとビタミンAは違う物質

カロテノイドは、もともと植物が作り出す色素成分です。自然界にはおよそ750種くらいのカロテノイドがあるともされています。カロテノイドを含んだ植物を食べるとその動物の体内にも蓄えられることがあるため、私たち人間にとっての食物としてカロテノイド...
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ビタミンAが2型自然リンパ球を抑制型に変える、という研究結果

アトピー性皮膚炎の悪化原因のひとつとして注目されている2型自然リンパ球ですが、ビタミンAから代謝されるレチノイン酸が、これを抑制型の自然リンパ球へと変える、という研究発表がありました。ただし、レチノイン酸は催奇形性もある物質なので、サプリメ...
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