アメリカではアミノ酸投与による発達障害へのアプローチがあります。主に４つのアミノ酸でフェニルアラニン,L－トリプトファン,L－チロシン,L－グルタミンが用いられます。

母乳には様々な栄養素が含まれていますが、体をつくるのに必須のアミノ酸も多く含まれています。 なかでもグルタミン酸の含有量はトップクラスです。 赤ちゃんの腸はまだ未熟ですから、母乳中のグルタミンが赤ちゃんの腸の成長を促してくれるのですね。 母...

ビタミンDはビタミンAの吸収を阻害して、夜間の視力低下を招く可能性がある、という記事がありました。どちらも脂溶性のビタミンで体内ではホルモンのような働きをします。VDを摂取することによるVA欠乏様症状に対しては、食事由来の脂肪酸とともに摂取...

フラボノイドのひとつ、「アピゲニン」は、COX-2蛋白質の発現を選択的に抑制し、炎症物質であるプロスタグランジンE2の産生を抑えます。その力は非ステロイド抗炎症剤であるAspirinR とほぼ同等とされています。また、アピゲニンはオートファ...

フィセチンのサイトカイン発現阻害活性は、ケンフェロール、ケルセチンよりも高かった、という研究結果があります。フィセチンは、アンチエイジングにおいても注目されるフラボノイドです。フィセチンは多くの野菜、果物に含まれており、とくにイチゴやリンゴ...

ルテオリンは、フラボノイドの中で抗炎症作用がもっとも強いとされています。ピーマン、春菊、セロリ、カモミール、シソ、ブロッコリー、パセリ、タイム、タンポポ、ニンジン、オリーブオイル、ペパーミント、ローズマリー、ネーブルオレンジ、オレガノ等にも...

生物の遺伝情報（DNAあるいは染色体）に変化をひき起こす作用を有する物質または物理的作用（放射線など）を「変異原」といいます。変異原をもたらすような可能性を変異原性といいます。ケルセチンは抗炎症物質として非常に注目されていますが、フラボノイ...

アトピー性皮膚炎の炎症反応の解明が少しずつ進み、様々な分子が相互に働いて多様な炎症反応を起こしていることが分かっています。 炎症反応の経路のなかで抑制的に働く栄養成分もこれまでに多く発見されており、なかでも植物性の成分の機能性が判明していま...

肥満細胞が抗原などからの刺激を受けると、脱顆粒により、ヒスタミンなどのかゆみ物質放出されますが、脱顆粒のほかに、刺激によって細胞膜からはプロスタグランジンやトロンボキサンといった物質も生成されます。これも痒みや炎症をもたらす物質で、これらの...

アトピーの人の肌は汗皮脂がすくなく、皮膚事態のもつ水分量も少なくなっています。このような皮膚を形成してしまう原因のひとつに代謝の悪さがあるかもしれません。実際、アトピー性皮膚炎の人には低血圧、低体温の人がかなりいます。これらは代謝の悪さを反...