食による抗炎症作用の活用

食による抗炎症作用の利用 リスクリダクション

旧)セルフケアの実践② 食の改善3:かゆみ・炎症の発生を抑える栄養素の活用

3:かゆみ・炎症の発生を抑える栄養素の活用
炎症発生過程に作用する栄養素
神経活動に作用する栄養素

かゆみのメカニズムに作用するさまざまな栄養素がある
 1)「IgE」の過剰な産生や「2型自然リンパ球」を抑制する
 2)肥満細胞や好塩基球の「感作」を抑制する
 3)ヒスタミンやロイコトリエンなどのかゆみ物質の過剰な産生を抑える(脂肪酸のバランス、ビオチン)
 4)感作した肥満細胞や好塩基球の「脱顆粒」を抑制する

かゆみのルーツを遡っていく

[1]かゆみ・炎症物質対策ポイント

・ポリフェノール(フラボノイド)の摂取(ケルセチン、ルテオリン、カカオ、クルクミン、アピゲニン、フィセチン)
 ※フラボノイドとはポリフェノールのひとつです。
・カロテノイド
(ビタミンA)
・亜鉛
・マグネシウム
・脂質バランス(EPA,DHA、γリノレン酸)

・ビオチン(ビタミンB群)
・ブロメライン

コラム:ケラチノサイトもサイトカインを分泌している
(フィラグリン遺伝子のミス部分を除去し、正しい配列を回復する → 参考資料

[2]免疫バランス改善ポイント

・腸内環境改善(発酵食品、食物繊維、グルタミン、ココナッツオイル)

・インターフェロンγ

[3]ホルモン不足による症状を緩和するケア

・ビタミンD

・ビタミンC

コラム:女性ホルモンの生成を促す(エクオール、イソフラボン、漢方薬、鍼灸の効果)

・炎症を繰り返してきた体内ではホルモンが不足しがち

[4]神経過敏タイプにおすすめのプラスアルファケア

・自律神経バランスを整える(リズム、筋肉、漢方薬、ツボ)

・冷えを取る

・発汗トレーニング

コラム(汗腺を育てる入浴法:ゲルマニウム、エプソム塩)

[5]丈夫な皮膚をつくる内側からのケア

・皮膚組織の血流を促進(シナモン)


ケラチノサイトの正常な生成、分化(亜鉛:かぼちゃの種)

・セラミドの形成促進(ビタミンB6:レバー)


NMFの生成促進(ビタミンA)

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